こんにちは古銭の指針です。今回は国際花と緑の博覧会記念5000円銀貨などと同様に平成2年に発行された裁判所制度100周年記念5000円銀貨の買取価格や査定相場について記載していきたいと思います。
裁判所制度100周年記念5000円銀貨の詳細
画像は平成2年10月23日に発行された裁判所制度100周年記念5000円硬貨です。表面には「最高裁大法廷」裏面には「大はんごん草と職員マーク」が描かれており、詳細は下記のようになっております。
裁判所百年五千円銀貨
項目 | 詳細 |
発行枚数 | 5,000,000枚 |
直径 | 30mm |
品位 | 銀925/銅75 |
量目(重量) | 15.00g |
日本のカタログ価格
完全未使用 | 未使用 |
10,000円 | 8,000円 |
裁判所百円五千円硬貨の査定相場・買取価格
私が調べた裁判所百円五千円銀貨の実勢価格(業者が販売し中古品市場で取引された価格)や買取相場は下記のようになっております。
記念硬貨詳細 | 実勢価格 | 買取相場 |
2点セット | 〜15,000円 | 〜11,500円 |
硬貨のみ | 〜7,000円 | 〜5,500円 |
(画像引用元:オークファン)
2点セットとは画像のような「議会開設百周年・裁判所制度百周年 記念貨幣セット」の事です。
国際花と緑の博覧会記念(OSAKA EXPO'90)5000円銀貨と比べると発行枚数が半分と少なくなっている為、プレミアムの価値が若干高く、業者による査定価格も若干ですが、高い傾向があります。
買取価格が高い傾打エラー5000円硬貨
平成2年には記念硬貨が3種類(国際花と緑の博覧会5000円・裁判所制度100周年5000円・議会開設100周年5000円)発行されていますが、私が知る限りエラーコインは裁判所制度100周年5000円銀貨のみとなっています。
傾打(角度ずれ)エラーコインとは
傾打(角度ずれ)エラーとは鳩5銭錫貨幣などでも見られるエラーコインの事で表面と裏面の図案が通常と異なる角度で打たれているものです(同一の年号銘で同一の状態ならば角度のズレが大きければ大きいほど価値が高くなります)。
記念硬貨詳細 | 実勢価格 | 買取相場 |
35度傾打 | 〜13,000円 | 〜10,000円 |
30度傾打 | 〜11,000円 | 〜8,000円 |
実勢価格と買取相場は上記のようになっており、保管状態・売却時期などが良ければ1万円弱での買取も期待できます。今回の記事が記念硬貨の売却や換金の参考になりましたら幸いです。