「内閣制度百年とかかれた昭和六十年の500円硬貨があるんだけど価値はどれくらいかなぁ?」と言った疑問にお答えするため今回は内閣制度創始百年記念500円白銅貨の買取価格や査定相場について記載していきたいと思います。
この古銭はつくば国際科学技術博覧会記念500円白銅貨と同様に昭和60年に発行されました。貨幣セット(ミントセット)や純銀メダルも発行されており、純銀メダルは地金相場次第では数千円での買取も期待できます。
内閣制度創始100年記念500円白銅貨の詳細
画像は昭和60年(1985年)12月18日に発行された内閣制度創始100年記念五百円硬貨です。表面には「内閣総理大臣官邸」裏面には「内閣の印」の図柄が描かれており詳細は下記の通りです。
500円白銅貨の詳細
項目 | 詳細 |
直径 | 30mm |
品位 | 銅750/ニッケル250 |
量目(重さ) | 13g |
発行枚数 | 70,000,000枚(7千万枚) |
その他 | ミントセット・純銀メダル有り |
日本のカタログ価格
状態 | カタログ価格 |
完全未使用 | 1,500円 |
未使用 | 1,000円 |
美品 | -- |
並品 | -- |
ミントセットと純銀メダルの詳細
純銀メダル
画像は昭和60年に造幣局から発行された内閣制度創始100周年記念純銀メダルです。
量目は約60g、直径約45mmとなっており、銀の地金相場次第では4000円前後での買取(査定)となることも有ります。
昭和60年貨幣セット
画像は昭和60年の貨幣セット(ミントセット)です。
内閣制度創始100周年記念500円貨幣が組み込まれたセットとなっており、構成貨幣の合計額面は「500円×2・100円×1・50円×1・10円×1・5円×1・1円×1=1,166円」です。
販売数が746,000セットと多いためプレミアムの価値は乏しいですが、通常、業者による査定価格は額面以上となっています。
内閣制度百年記念五百円硬貨の買取価格・査定相場
下記は私が調べた内閣制度創始100年記念500円白銅貨や純銀メダル、貨幣セット(ミントセット)の実勢価格(業者が販売し中古品市場で実際に取引された価格)と買取相場です。
古銭詳細 | 実勢価格 | 買取相場 |
硬貨のみ | 〜800円 | 〜550円 |
貨幣セット | 〜2,000円 | 〜1,500円 |
純銀メダル | 〜5,000円 | 〜4000円 |
硬貨単体やミントセットは現存数が多いため、プレミアムの価値は乏しく業者による買取価格(査定価格)は額面程度が相場です。
純銀メダルについては貴金属(銀)で作られているため、地金としての価値があり、銀価格次第では4000円を超えるような買取となることもあります。
買取相場の根拠
内閣制度100年記念硬貨やメダルまとめ
いかがだったでしょうか?内閣制度創始100年記念500円白銅貨や純銀メダル・ミントセットなどの詳細は上記のようになっております。
同時期に発行されたつくば国際科学技術博覧会記念500円白銅貨と同様に骨董(アンティークコイン)やプレミアムコインとしての価値は乏しくなっていますが、少なくとも額面を超える価格での買取は期待できるでしょう。今回の記事が記念硬貨の売却や換金の参考になりましたら幸いです。