こんにちは古銭の買取売却査定ナビです。今回は中国袁世凱の共和記念幣 壹圓銀貨について記載していきたいと思います。共和記念幣 壹圓銀貨は年号明記のない銀貨ですが1914年と1918年に発行されています(1918年はコレクター向けに作成された物です)。

1914年と1918年の違いとしては、デザイン、重量、直径などは同一ですが厚さ(2.8mmと3.25mm)が若干異なります(カタログ価格などを含め、価値は同一です)。希少性が高いため買取価格は高額となり状態の良いものならば10万円以上での買取も期待できます。

中華民国 袁世凱 共和記念幣 壹圓銀貨の価値

共和記念幣 壹圓銀貨共和記念幣 壹圓銀貨

袁世凱の中華民国共和記念幣です。表面には袁世凱の肖像、裏面には額面「壹圓(ONE DOLLAR)」が書かれています。Y#322で重量は26.7g、銀の品位0.900、直径39mm、発行枚数2万枚となっておりカタログ価格は下記の通りです。

カタログ価格

古銭詳細 極美品 未使用
共和記念幣 約85,000 約450,000

市場価格(実勢価格)

国内での実勢価格(市場価格)としては下記のようになっており、カタログ価格より若干安い金額が相場のようです。この銀貨の特徴としては未使用以上の状態のものが非常に少なく未使用になると一気に価値が上がる特徴があります。

業者所在 状態 取引価格
東京都 極美品 86000円
埼玉県 極美品 57000円

国内では未使用以上の状態の品の取引はほぼ皆無ですが下記のように海外で取引された未使用古銭は100万円前後の値段で取引されています。

業者所在 状態 取引価格
米国 NGC MS63(未使用) 約950,000円

袁世凱 中華民国共和記念幣 壹圓銀貨まとめ

いかがだったでしょうか?袁世凱の銀貨はコレクターも多いので状態が良ければ非常に価値があり、買取価格も高額になります。発行枚数の少ない銀貨なので国内では多くても1000枚程度の流通だと思います。

なお、高額貨幣ということもあり残念ながら贋作(偽物)が多数作成されています。贋作については殆どのもので重量を計測することで真贋(本物か偽物)を見分けることができます。今回の記事が袁世凱の1円銀貨の買取査定価格の参考になりましたら幸いです。