こんにちは古銭の買取売却査定ナビです。今回は江戸期から明治にかけて発行、鋳造された一分銀の相場と価値について書いて行きたいと思います。なお、一分銀についても他の古銭や骨董品とまとめて買い取ってもらった事があります。

一分銀

江戸期に発行された一分銀は下記の三種類があります。もっとも高額で取引されているのが明治一分銀で希少性が高いです。一分銀の主な発行は1800年代の江戸後期からで江戸期の古銀としては比較的新しく蔵などがある旧家や祖先が古銭コレクションをしている場合はよく見つかります。

明治一分銀の価値

一分銀
C#16b、重量は8.66gで発行枚数は約426万枚、銀の品位は0.807、安政一文銀や天保一文銀とデザインが似ており、混同して売られていることがたまにありますが明治一文銀は価値が高いです。発行は慶應4年の1869年から明治2年の1869年の僅かな期間で発行され、カタログ価格や市場価格は下記のように高額です。

取引日 古銭詳細 カタログ価格 取引価格
2016年 極美品 365USD(約4.2万円) 3.4万円
2017年 極美品 365USD(約4.2万円) 3.3万円
2017年 美品 275USD(約3.1万円) 2万円
2017年 美品 275USD(約3.1万円) 2.2万円

買い取り価格は極美品で一枚1.5〜2万円程度、美品で1〜1.5万円程度、並品で0.5万円〜1万円程度だと思われます。

天保一分銀の価値

天保一分銀と相場

天保8年-安政元年(1837年〜1854年)に鋳造された天保一分銀(古一分銀)です。C#16で重量は8.66g、発行枚数は約7800万枚、カタログ価格や市場価格は下記のようになっております。

取引日 古銭詳細 カタログ価格 取引価格
2016年 極美品 45USD(約0.5万円) 0.4万円
2017年 極美品 45USD(約0.5万円) 0.35万円
2017年 美品 30USD(約0.35万円) 0.2万円
2017年 並品 26USD(約0.3万円) 0.1万円

取引価格は1000円〜3000円程度が多いです。買取価格は1枚500円〜1500円程度と考えておけば良いでしょう!ただ、中には偽物やレプリカもありその場合は価値は殆どありません。

安政一分銀の価値

安政一分銀

安政一分銀(新一分銀)は江戸安政期の1859年(安政6年)〜1868年まで鋳造されました。C#16a、重量は8.63g、発行枚数は約1100万枚、銀の品位0.873となっており天保一分銀(1837年〜1854年)や明治一分銀(川常一分銀)(1868年〜1869年)に比べると0.03g重量が軽いことも特徴の一つです。ただ、希少性は乏しく、市場価格、カタログ価格は下記のようになっております。

取引日 古銭詳細 カタログ価格 取引価格
2017年 極美品 38USD(約0.5万円) 0.3万円
2017年 美品 28USD(約0.3万円) 0.3万円
2017年 並品 24USD(約0.25万円) 0.1万円

1枚当たりの市場価格は1000円〜3000円程度でまとめ売りがされている場合もあります。買取価格は天保一分銀同様、500円〜1500円程度だと思います。

贋作(偽物)について

一分銀についても、残念ながら贋作(偽物)やレプリカが多数出回っています。レプリカや贋作(偽物)との見分け方としては重量を計測する事が大切です。一般的に贋作の場合、重量が軽く0.5g以上差がある古銭は贋作の可能性があります。真贋が不明な場合は専門家に鑑定してもらうと良いでしょう!